米国は宝くじブーム…1等賞金が1800億円 23日に抽選

米国は宝くじブーム…1等賞金が1800億円 23日に抽選
米国が宝くじの熱気に包まれた。米宝くじメガミリオンズの1位賞金が天文学的な金額に膨れ上がり、全国的に人生逆転を夢見る人々の宝くじ購入が続いている。
米国に居住するマーク・キム氏は当選確率を少しでも高めるため、職場の同僚や友人と一緒にお金を集めて宝くじを購入した。同氏は「当選の可能性は事実上殆どないことはわかっているが、賞金があまりにも多いため、‟もしかして私が”という気持ちで宝くじを何枚購入した」と述べた。
米放送局CNBCによると、メガミリオンの賞金は現在、16億ドル(1800億円)まで増え、米国の宝くじ史上最高額を記録した。次の抽選は23日夜(現地時間)に行われる。1等当選確率は約3億260万分の1。確率的に、雷に打たれる確率(1000万分の1)よりもはるかに可能性が低い。
1等に当選すると、30年間に渡って賞金を分けて受けたり、一括で割引された金額を受け取ることになる。しかし、いずれも連邦税と州税を支払うため、実際の受領額は大きく減る。メガミリオンの賞金16億ドルを一括でもらうと、9億400万ドル。税金を除けば、居住する州に応じて異なるが、当選者は4億8980万ドルから5億6950万ドルを手にすることになる。