BTCが一時４０００ドル割り込む…原因は？
ビットコインについて３０００ドル台に落ちる可能性も排除できないとフォーブスが予想してからわずか５日だけでBTCの価額が実際に３０００ドル台に下落した。コインベースの基準でBTCの価額は２５日正午ごろ、３６２０ドルまで暴落した。２６日午前６時３０分時点で、３９００ドル台で取引されている。BTCが４０００ドル台を下回ったのは、２０１７年９月１８日以来初めてだ。
ビットコインの暴落について、中国国営新華社は仮想通貨市場のバブル崩壊、クジラ（大量保有者）の売り、ハッシュ戦争による市場の混乱などが主な原因だと報じた。CCNは、米ハイテク株の暴落も仮想通貨の売却の原因の一つと分析した。
一方、BTCの暴落が続いているにも関わらずまだ楽観的な見通しも聞こえる。大物仮想通貨投資家として知られているアンソニー・フォームプリーアーノ氏は最近、CNBCとのインタビューで「ビットコインが３０００ドル台まで下落する可能性はあるが、すぐに回復するだろう」との見方を明らかにした。同氏は「最近の下落傾向は過去に何度も繰り返しされた現象で、ビットコインのファンダメンタルズは依然として安定。中長期的にはまだ価値が高い」と説明した。