拇印で結んだ契約 効力はあるか?
- 2018/12/5
- ライフ/文化

[JL法律事務所代表 朴性文の法律相談]
拇印で結んだ契約 効力はあるか?
‐結論から申し上げますと、効力はあると言えます。契約は、契約を成立させる意志があると考えられる方法で結ばれますので、印鑑でも、拇印でも、署名でも効力が発生します。
ただし、お互いの間に紛争が起きた場合に、契約の成立を立証するためには、署名をするか、印鑑を押す事が良いでしょう。
また通常の印鑑は偽造が容易ですので、相手が争う意志を見せれば紛争になる可能性があります。
よって、重要な取引には署名捺印が求められます。