民主平統主催の「世界青年カンファレンス」が東京で開催
2018-11-12
民主平和統一諮問会議(以下、民主平統)が主催した「2018世界青年カンファレンス」が、先週の9日から11日まで東京で開かれた。
民主平統主催の「世界青年カンファレンス」が東京で開催
韓国大統領直属の諮問機関である民主平和統一諮問会議(以下、民主平統)が主催した「2018世界青年カンファレンス」が、先週の9日から11日まで東京で開かれた。
同カンファレンスは、民主平統が在外同胞の統一意識を高揚するため、2016年から正式に開催し始めた青年委員らの会議で、年を重ねるごとに規模が拡大されている。特に民主平統東日本協議会(会長:李玉順)が主管した今回のカンファレンスは、世界30カ国の地域協議会から約120人の青年委員が参加し、規模の面で歴代最大と評価されている。
内容の面でも豊かなコンテンツとコミュニケーションが続き、参加者から好評を得た。3日間続いたカンファレンスでは、朝鮮半島をめぐる具体的な世界情勢をはじめ、板門店宣言の意義と今後の課題、現政権の統一政策などが深く議論された。特に既存の観点だけではなく、青年世代の斬新な考えが共有され参加者の共感を集めた。
世界の地域協議会から約120人の青年委員が今回のカンファランスに参加した。
ワシントン協議会から参加したナム・サンオム委員は「米国と北朝鮮の急激な関係の変化が続き、平和統一への関心も一緒に高まっている。青年委員たちも朝鮮半島の統一と関連して様々な意見を発表するなど、これまで以上に熱くて積極的に議論に参加した」とカンファレンスの雰囲気を伝えた。
各分野の専門家らの参加もカンファレンスの質を高めた。民主平統のファン・インソン事務処長は基調講演で「朝鮮半島の平和と繁栄のための青年の役割」を強調し、慶南大極東問題研究所のキム・ドンヨプ教授は「2018南北首脳会談の成果と課題」を説明した。日本の国際国際基督教大学政治・国際関係学科のソ・ジェジョン教授は「北東アジアと韓半島の平和」をテーマに、朝鮮半島をめぐる大国の利害関係を経済と軍事の面から説明し注目を集めた。この他にも、駐日本韓国大使館(大使:李洙勲)と民団中央本部(団長:呂健二)の多くの関係者が参加し、同カンファレンスを支援した。
「2018世界青年カンファレンス」を主管した東日本協議会の李玉順(イ・オクスン)会長
今回のカンファレンスを主管した民主平統東日本協議会の李玉順(イ・オクスン)会長は「南北首脳会談と北米首脳会談など、1年前には想像すらできなかった多くのことが起こっている時代だ。その分、民主平統の役割にも期待が集まっている」とし「今回のカンファレンスを通じて、青年委員たちが虚心坦懐に交流し、平和と統一の意志をしっかり固めるきっかけになることを期待する」と述べた。
民主平和統一諮問会議(以下、民主平統)が主催した「2018世界青年カンファレンス」が、先週の9日から11日まで東京で開かれた。写真は、民主平統のファン・インソン事務処長などが参加した同カンファランスの閉幕式。
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