海外送金、ネットで簡単に安く送る時代
2019-4-19
海外送金、ネットで簡単に安く送る時代
最近、スマートフォンを使って簡単に海外送金できるアプリが登場し、外国人労働者や日本人に人気を集めている。使い方は簡単だ。アプリをダウンロードし、ネットでの本人確認手続きを済ませた後、送金先などを入力してから指定口座に送金資金を振り込めば、窓口に行かず海外送金ができる。
スマートフォンを使って海外に送金できるアプリケーションを開発したのは、『ワールドファミリー海外送金』だ。『ワールドファミリー海外送金』は銀行を経由せずに海外の会社とネットワークを利用しているため、送金にかかる時間が短い。韓国やインドネシア、ベトナムへの送金は1時間以内に着金、中国は午前中に送金依頼をすれば、その日に着金できる。
驚くほど安い手数料
送金手数料も驚くほど安い。中国やベトナム、ネパール、バングラデシュへの送金は、金額に関係なく1件あたり500円。既存銀行の海外送金サービス手数料と為替差益が送金額の約8%に比べて、『ワールドファミリー海外送金』は1%未満だ。
「外国人労働者の貴重なお金をより安全に家族に送る」というモットーをもとに設立された『ワールドファミリー海外送金』の代表 李承珉(イ・スンミン)氏は、大学在学中にアルバイトで稼いだ小額のお金を韓国の両親に送金した際に、既存の銀行の高い送金手数料について疑問を持っていた。
「『ワールドファミリー海外送金』は、世界各地のマネートランスポーターとFinTechテクノロジを使いネットワークを構築しています。銀行のような仲介銀行や物理的な店舗が必要ないため、送金の費用は非常に安くなります。いつか海外送金も、国内に送金と同じようになるでしょう」と同氏はいう。
『ワールドファミリー海外送金』は財務省による厳格な審査を経て2017年資金移動業者として登録、2017年9月よりサービスを開始した。現在、全国約60社が資金移動業者として財務省に登録されている。
『ワールドファミリー海外送金』
https://www.worldfamilyremit.com/
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