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トランプ氏が訪韓…DMZで米韓朝の3者会談可能性浮上

トランプ氏が訪韓…DMZで米韓朝の3者会談可能性浮上

米国のトランプ大統領が今月末に韓国を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行う予定だ。

韓国大統領府は24日、記者会見で「トランプ大統領が6月29日から30日まで1泊2日の日程で韓国を公式訪問する」と述べた。トランプ大統領の訪韓は、4月にワシントンで開かれた米韓首脳会談当時、文大統領の招請によるもの。両首脳は首脳会談は約80日ぶりで、8回目となる。米韓首脳会談は韓国大統領府で行われる。

大統領府は「(両首脳は)米韓同盟をより固めながら、朝鮮半島の完全な非核化を通じた恒久的な平和構築のための両国間の緊密な協力案を深く議論する予定だ」と語った。

トランプ大統領の訪韓が確定されたことで、両首脳が南北の非武装地帯(DMZ)を視察する可能性も浮上している。韓国メディアも韓国政府の関係者の言葉として「トランプ大統領のDMZ視察を検討している」と伝えており、トランプ大統領が訪韓期間中に、南北軍事境界線にある板門店で北朝鮮の金正恩委員長と会談する可能性があるとの観測も出ている。

チョン・セヒョン前統一部長官は同日、ラジオ放送に出演して私見を前提に「(米韓)首脳会談をした後、午後2時ごろに非武装地帯(DMZ)に入ると伝えられている」とし「午後2〜3時頃、板門店か軍事境界線かで3者が会う可能性がある。こうなると、世界的なニュースになる」と語った。

しかし、韓国大統領府側はトランプ大統領のDMZ視察について「わからない」と線を引いた。板門店での米韓朝3者会談の可能性についても「トランプ大統領の訪問時期中に3者首脳会談は予定されていない」と慎重な態度を見せた。

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