日本全国の特産品や農水産物など約700社が出展する専門展「日本の食品 輸出EXPO」が7月9日から11日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。
この展示会は、日本の農産物、水産物、畜産物、加工食品、飲料、調味料を世界市場に紹介し、輸出促進を目的とした商談の場として注目されている。主催はRX Japan、共催には日本貿易振興機構(JETRO)が参加し、農林水産省や経済産業省も後援として協力している。
会場には世界約60か国から3,000人以上の海外バイヤーが集まり、地方の中小企業や一次産業者などが海外市場へ直接販路を広げる機会を提供する。特に和牛、日本酒、ハラル食品、ヴィーガン食品など幅広いラインナップが紹介される予定である。
イベント期間中は試食や試飲、最新の輸出トレンドセミナー、出展企業と海外バイヤーを結ぶビジネスマッチングサービスなども用意されており、効率的な商談環境を整える。
主催者側はこのイベントを通じて、政府が目標とする2030年の農林水産物・食品輸出額5兆円の達成を後押ししたい考えだ。12月には千葉県の幕張メッセで冬季開催も予定している。










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