山梨県日韓親善協会が10月23日に発足…最近の韓日関係改善を象徴

駐横浜大韓民国総領事館は、10月23日山梨市内のホテルで、長崎幸太郎県知事、日韓親善協会中央会の河村健夫会長、金玉彩駐横浜韓国総領事、新規会員など約100人が出席した中、山梨県日韓親善協会の設立総会が成功裏に 終わったと明かした。

今回新たに設立された山梨県日韓親善協会には、山梨県商工会連合会の会員や在日本大韓民国民団山梨県地方本部の団員など総勢100名近い企業・個人が加入し、初代会長には山梨県商工会連合会の中村己喜雄会長を選出するなど、本格的な活動をスタートさせた。

当協会の設立に先立ち、今年2月14日に金玉彩総領事が着任挨拶で長崎幸太郎知事を表敬訪問した際に日韓親善協会の設立について意見交換を行ったことが実を結んだ。

中村初代会長は経済団体を中心とした民間交流促進、青少年交流、スポーツ交流など韓国との人的交流を強化していくことで、両国の友好増進に寄与していきたいと強い意志を示した。

来賓として出席した日韓親善協会中央会の河村健夫会長は、山梨県に日韓親善協会ができたことで、47都道府県中、四国の徳島・香川・愛媛を除いた全ての地域で日韓親善協会が活動する形となったと説明した。また、金玉彩総領事は総領事館管轄地域(神奈川、静岡、山梨3県)の中で山梨県だけ日韓親善協会がなかったことに寂しさを感じていた事を明かし、当協会の設立を心から祝った。さらに、今後山梨県と手を取り合って協会の運営安定を積極的に支援していくと述べた。一方、菅義偉日韓議員連盟会長と武田良太同幹事長からもそれぞれ祝電と動画を通じてお祝いのメッセージが届いた。

韓日関係悪化により過去10年あまり民間交流も停滞してきたが、最近イスラエルに滞在していた日本人と韓国人の退避に韓国軍用機と自衛隊機が大活躍するなど、今年に入って両国関係が急速に改善されている中、今回の山梨県日韓親善協会の設立は両国関係正常化を象徴するものの一つと言えるだろう。

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