AIとIoTを活用した資源循環ソリューションを提供する韓国スタートアップ企業のOysterable(代表:裵泰官)は9日、東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級のスタートアップ展示会「SusHi Tech Tokyo 2025」において、日本の環境関連スタートアップFills(フィルズ、代表:福田啓介)と日本市場進出に向けた業務協約(MOU)を締結した。

今回の協約は、韓国市場で既に実績を上げている資源回収ロボット「Lalaloop(랄라루프)」およびリユース容器循環システムの日本市場への導入・拡大を目的としたものだ。Oysterableは韓国で蓄積したAIとIoT技術、サービスノウハウを提供し、フィルズは日本国内の公共機関、大手企業と強力なネットワークを活用して営業およびマーケティングを推進する。
Oysterableの「Lalaloop」は、AIで廃棄物を自動選別し、利用者への報酬システムやデータ管理プラットフォームを通じて循環経済の透明性を高めるソリューションである。韓国ではEマートやスターバックスを含む多数の企業や自治体に導入されており、2025年現在、1,000台以上のロボットが稼働中で、約624トンの廃棄物削減成果を上げている。

一方、フィルズは消費者が自身の容器を利用し、商品を購入できるリフィルプラットフォームを運営。使い捨て包装材削減を促し、環境配慮型消費文化を日本で推進している。特に福田代表は、ごみゼロ活動を全国で展開するNPO法人「Green Bird」の理事長でもあり、その社会的影響力とネットワークを基に、Oysterableとの協業による日本市場でのシナジーが期待される。
両社はこの協約を契機に、日本の主要都市における公共施設や商業地区、企業などを対象に「Lalaloop」の設置・運営を進める予定だ。Oysterableの裵代表は「フィルズとの協業により、日本市場への本格的な進出と循環経済の活性化を目指したい」と述べ、フィルズの福田代表も「Oysterableの技術力を生かして日本の循環型社会実現をさらに加速させたい」と意欲を見せた。













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