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ハーバード大留学生受け入れ停止で自民議連が緊急提言、政府は支援策を検討へ

米ハーバード大学が留学生受け入れの停止方針を発表したことを受け、自民党の「国際ゲートウェイ推進議員連盟」は5月29日、あべ文部科学大臣に対して緊急提言を提出した。提言では、ハーバード大学に在籍中または今後留学を希望する日本人学生への進路支援の強化、留学制度の安定化を求めた。

議員連盟からの提言書では、日本人留学生が抱える不安を解消し、留学の継続や進路確保を確実に支援するための施策を早急に整備するよう要請。また、この秋からハーバード大学への入学が決まっている学生からは、留学準備が進む中で奨学金の継続的な支給やビザの発給、さらには進学自体の可否に対する強い不安の声が直接寄せられた。

あべ大臣は提言を受け、外務省や各大学と連携し、「意欲と才能ある若者たちの学びを保障するために、オールジャパン体制で対応していく」と述べ、支援策の迅速な検討と対応を約束した。

文部科学省としては、今後も関係機関との緊密な連携を維持しながら、学生の相談対応や情報収集・提供を通じて不安解消に努めるとしている。

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