日本の主力大型ロケット「H2A」の最後となる50号機が29日午前1時33分、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられ、約16分後に搭載していた国の地球環境観測衛星「いぶきGW」を予定通りの軌道に投入した。打ち上げは成功した。
2001年の初号機打ち上げ以来、約20年にわたり日本の宇宙開発を支えてきたH2Aロケットは今回をもって運用を終了し、有終の美を飾った形となった。
今後は後継機となるH3ロケットがその役割を引き継ぎ、日本の宇宙開発を支えることになる。
【H2Aロケット最終号機、打ち上げ成功 20年の歴史に幕】
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