2025年7月15日 東京発 — 自動車メーカーSUBARUは本日、創立72周年の節目を迎えた。1953年7月15日、航空機製造を母体とする富士重工業(現SUBARU株式会社)の前身が自動車生産に着手して以来、同社は「安心と愉しさ」の両立を掲げ、独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWD(四輪駆動)技術を武器に成長を遂げてきた。
創業以来、SUBARUブランドは国内外で累計約600万台の乗用車を生産・販売し、耐久性や安全性能で高い評価を得ている。特に先進運転支援システム「アイサイト」は2014年の初搭載以降、衝突回避支援や車線逸脱防止機能で市場をリードし、世界各地の安全基準向上に寄与している。
近年は電動化への取り組みも加速し、2022年には初の量産EV「ソルテラ」を発売。2025年上半期までに国内外で1万台超を登録し、今後はハイブリッドモデルや次世代EVの開発にも注力する方針だ。製造拠点は群馬県太田市の本工場をはじめ、国内三工場と海外二拠点を擁し、グローバルな生産体制を維持している。
SUBARUは今後も「六連星(プレアデス星団)」を象徴とするブランドアイデンティティーのもと、安全技術と環境対応技術の両輪をさらに磨き上げ、顧客との信頼関係を基盤に事業を展開していく。今後の新モデル投入やモビリティサービス拡充にも注目が集まる。













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