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パナソニックエナジー、新EV用円筒型リチウムイオン電池工場を米カンザス州デソトに開所

米カンザス州デソトに新設されたパナソニックエナジーのEV向け円筒型リチウムイオン電池(2170セル)工場が7月14日に正式に開所した。北米最大級の自動車用電池製造拠点として、同日にグランドオープン式典を開催し、早くも7月初旬から量産をスタートさせている。

新工場は将来的に年間約32ギガワット時(GWh)の生産能力を見込み、既存のネバダ工場(約41GWh)と合わせて米国内で合計約73GWhに拡大する計画だ。生産ラインには省人化技術を導入し、既存拠点に比べて約20%の生産性向上を図る。また、今後は高容量化を実現する先端材料セルへの切り替えも順次進める予定で、北米市場における電動車普及を後押しする。

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