自民党は7月20日の参議院選で過半数割れという歴史的惨敗を喫した。これを受け、党内では石破総理の責任を問う声が一気に高まっている。
麻生最高顧問率いる麻生派は選挙結果を重く受け止め、関係議員を集めて敗因分析に着手。麻生氏自身は「続投は認めない」と明言し、石破総理への退陣圧力を強める構えを見せている。
党内では「国民の審判を受け止め、総理は直ちに辞任すべきだ」との意見が大勢を占める。野党側も自民党の内紛を批判材料としてさらなる攻勢をかける姿勢を示している。
今後は総裁選をにらんだ党内調整や幹部人事が焦点となる。再起を図るための組織改革と新たなリーダー選出が、自民党の命運を左右することになる。
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