壱岐島—環境保全団体Mfiseaは7月20日、壱岐島のビーチで第4回目となるビーチクリーンとスイカ割り大会を実施した。新型コロナ禍以降継続して開催する同イベントには、地元の子どもたちや、バレーボールの試合で訪れていた子どもチームが緊急参加し、ゴミ拾いと夏の風物詩・スイカ割りを通じて海への関心を高めた。
イベントにはMfiseaのメンバー約30人に加え、地元壱岐の子ども約50人、他地域から来訪したバレーボールチームの子ども約20人が参加。午前中に砂浜や海岸線沿いを約1時間かけて清掃し、ペットボトルや漁具の破片など計15袋のゴミを回収した。午後からは参加者全員でスイカ割り大会を開催し、子どもたちが歓声を上げながら夏のひとときを楽しんだ。
今年参加した壱岐の子どもたちは、1年前に比べて身長も大きくなり、自らゴミ袋を持って積極的に活動。これまでに培った「海への愛着」を行動で示し、世代を超えた環境意識の向上を図った。Mfiseaは「豊かな海を未来に受け継ぐ」を理念に掲げ、子どもたちの海での体験を通じて、持続可能な環境保全の意識を育むことを目指している。
団体代表は「イベントを重ねるごとに参加者の顔ぶれが広がり、地域の理解と協力が深まっている。今年も多くの子どもたちの成長を感じることができた」と語った。今後もMfiseaは定期的にビーチクリーンを実施し、海辺の環境保全活動を継続していく予定。
同団体の活動に興味がある人は、直接現地での参加やチーム加入を通じて、次回のビーチクリーンや環境イベントに参加できる。未来の海を守る仲間を広く募集中。













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