モータースポーツ振興議員連盟 会長の古屋圭司は8月3日、富士スピードウェイで開催されたスーパーGTを現地視察し、続いて役員総会を開催した。新たに神奈川県議会や川崎市議会の議員を中心に設立された連盟役員も出席し、陣容を強化した。
総会では、レース団体から要望の強かったサーキット内Wi-Fi環境改善について、総務省や通信事業者と連携するプロジェクトチームを議連内に設置し、速やかな対応を進めていると報告された。
古屋は「日本の自動車産業は世界一だが、欧米に比べモータースポーツ文化の定着が遅れている」と指摘し、議連設立の背景を説明した。来場者増加と地域振興を両立させるため、官民一体で文化浸透を図る方針を示した。
また、合成燃料導入に向けスーパーGTと協議を続ける恵那市長も同席した。地元・岐阜と愛知で4年連続開催となるWRCジャパンラウンドは、沿道に約50万人の観客を集め、世界110カ国にネット配信される成功事例として紹介された。
議連幹事長や元レーサーで現役チーム監督の議員らも参加し、地域をモータースポーツの聖地へと育てるための支援体制強化を確認した。













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