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第3期日米豪印フェローシップ受賞者決定 日本拠点フェローを初選出

2025年8月4日、日米豪印フェローシップの第三期受賞者が発表された。今回の選抜では、初めて日本国内を拠点に研究を行うフェロー25名が加わり、従来の米国拠点25名と合わせて計50名が認定された。

日米豪印フェローシップは2021年に創設され、科学・技術・工学・数学(STEM)分野における若手研究者の国際連携と革新的研究を支援するプログラムだ。受賞者には最大2年間の研究助成金が支給されるほか、四か国の政策担当者や産業界リーダーとの交流機会が提供される。

第三期フェローには、日本政府奨学金プログラムを通じて選抜された博士・修士課程の研究者が含まれる。彼らは今後、共同研究プロジェクトやワークショップ、政策フォーラムに参加し、インド太平洋地域におけるイノベーション推進と持続可能な発展に貢献することが期待される。

運営を担当する国際教育研究所は、日本拠点フェローの導入により地域内の知識共有基盤が強化されるとコメント。四か国連携の下、次世代科学者ネットワークの拡充を図り、地球規模の課題解決に向けた協力体制をさらに深化させる方針だ。

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