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福岡県 線状降水帯が発生 命に関わる大雨に厳重警戒

福岡県では9日夜から前線の影響で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ地域で降り続いている。新宮町付近では午後11時40分までの1時間に約120ミリの降雨を観測し、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表した。

この大雨により、土砂災害や河川の氾濫、浸水被害の危険度が急激に高まっている。福岡市を含む各地で大雨警報や洪水警報が発令中で、強風・高波・高潮への注意報も出されている。北九州地方では3時間で200ミリを超える雨が確認され、災害発生の恐れが切迫している状況だ。

気象庁によると、10日の夜から11日にかけて再び線状降水帯が発生する可能性があり、24時間で最大300ミリの降雨が予想される。地盤がすでに緩んでいる地域では、わずかな降雨でも災害に至る危険があるとして、引き続き厳重な警戒を呼びかけている。

避難が可能な地域では早めの避難行動をとり、避難が困難な場合は崖や河川から離れた建物の高い階へ移動し、安全の確保を最優先に行動することが求められる。

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