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日米学生会議でスナイプ首席公使が学生を激励

90年以上の歴史を持つ日米学生会議(Japan-America Student Conference, JASC)の最終フォーラムが東京で開かれ、アーロン・スナイプ米国大使館首席公使が出席した。スナイプ首席公使は集まった日米の学生に向けて、会議をきっかけに築いたつながりを将来にわたり友情と理解へと発展させるよう呼びかけた。

日米学生会議は1934年に始まり、両国の若者が討議を通じて相互理解を深める場として続いてきた。1951年には後に米国務長官を務めるヘンリー・キッシンジャーも参加した経緯がある。今回のフォーラムでも、次世代リーダーとなる学生たちが安全保障や経済、社会課題など幅広いテーマを討議した。

スナイプ首席公使は「日米関係の未来は若者の手にかかっている」と述べ、両国の学生が会議を超えて交流を持続し、互いの国に対する理解をさらに深めることの重要性を強調した。

日米学生会議は毎年日米で交互に開催され、両国関係を担う人材育成の場として今後も継続される予定だ。

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