Advertisement

宮路外務副大臣、GCF事務局長と気候資金協力を確認

宮路拓馬外務副大臣は25日午後、来日中の緑の気候基金(GCF)マファルダ・ドゥアルテ事務局長の表敬を受け、約30分にわたり意見を交わした。

宮路副大臣は、ドゥアルテ事務局長が進めるGCF改革とリーダーシップに謝意を示し、パリ協定で掲げる気温上昇を1.5度以内に抑える目標達成における基金の役割を強調した。特に民間資金の動員や脆弱国の適応力強化、実効性のある事業運営の重要性に触れ、日本としてGCF活動を引き続き支援する姿勢を示した。

これに対し、ドゥアルテ事務局長は日本の貢献に謝意を表し、脆弱な地域社会の支援と民間投資の拡大を最優先課題とする考えを示した。さらに自身が推進する効率的な基金運営改革を説明し、日本との協働を一層強化する意向を示した。

会談ではまた、GCF事務局への日本人職員の増員、日本企業のプロジェクト参画促進についても意見が交わされ、双方は今後も緊密に連携していくことで一致した。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です