文部科学省の新しいトップに松本洋平氏が就任し、10月22日、初登庁した。
庁舎で行われた職員への挨拶で松本大臣は、「まさに社会の中で一番基本となっている部分を守り、育てているのが文部科学省の仕事であり、全力を尽くしてこの職務に邁進していきたい」と述べた。さらに、「一番大切なのは、我々の仕事は文部科学省のためではなく国民のための仕事である。この基本的な思いをしっかりと持ち続け、全力で頑張りたい」と力強く語った。
松本氏は今回の高市早苗内閣で初入閣を果たした。慶應義塾大学を卒業後、民間企業勤務を経て政界入りし、これまで内閣府副大臣などを歴任してきた。
文部科学省では教育、科学技術・学術、スポーツ、文化など幅広い分野を所管しており、松本大臣は「現場に寄り添い、国民の信頼に応える省をつくる」と今後の抱負を示した。
今後の課題としては、教員の働き方改革や子どもの学習環境改善、また科学技術政策の推進などが挙げられる。
松本大臣の「守り、育てる」姿勢が、文部科学行政にどのような変化をもたらすのか注目される。













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