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ガソリン平均169.8円に下落 補助金拡大で2年半ぶりの160円台

国内のレギュラーガソリン価格が約2年半ぶりに160円台へ下落した。石油情報センターが19日に発表した17日時点の全国平均は1リットルあたり169.8円で、前週比3.7円の下落となった。160円台は2023年6月以来となる。

今回の下落は、政府が石油元売り会社への補助金を13日に10円から15円へ増額したことによる影響が大きい。年末に予定されているガソリン税の旧暫定税率廃止に向け、価格抑制策を段階的に強めている。

軽油も1リットル150.0円となり、前週から3.7円下がった。こちらも約2年半ぶりの安値水準となった。

政府は補助金の追加拡大を予定している。ガソリン補助金は27日に20円、12月11日には旧暫定税率と同じ25.1円まで引き上げられる予定だ。軽油補助金も27日に17.1円に増額される。燃料価格の安定がどこまで進むかが焦点となっている。

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