BTS、ビルボードチャート62年の歴史で初の快挙

米ビルボードの公式Twitterのキャプチャー
‐韓国語曲の1位は史上初
BTSの新アルバム「BE(Deluxe Edition)」のタイトル曲「Life Goes On」が米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位を獲得した。韓国語曲が1位を獲得するのはビルボードチャート62年の歴史で初めての事。
現地時間11月30日、米国音楽専門メディアのビルボードはホームページに予告記事を掲載し、「‘Life Goes On’は‘Dynamite’とBTSがコラボしたジェイソン・デルーロの‘Savage Love’リミックスバージョンに続く、BTSによる3度目の‘HOT100’の1位曲」と報じた。
また「韓国語の歌詞が主となる曲の1位獲得はビルボードチャート62年の歴史上で初めてだ」と、「英語でない歌詞の曲としては、歌詞の殆どがスペイン語だった2017年のルイス・フォンシ(ft.ダディー・ヤンキー)の‘Despacito’以来」と報じている。スペイン語曲の「Despacito」は2017年に16週間1位をキープした。
「HOT100」のランキングは米国全ジャンルのストリーミング(公式音源とビデオ)とラジオ放送にアルバム販売量を合算して決定する。「Life Goes On」はニールセン・ミュージック/MRCデータの集計によると11月26日までに、米国内で1490万回のストリーミング回数と15万枚のアルバム・音源販売を記録している。更に11月29日までにラジオ放送で41万ポイントを獲得した。
BTSはこれに先立ち、9月5日付のビルボード「HOT100」チャートでデジタル・シングル「Dynamite」が初の1位を獲得、9月12日付のチャートまで2週連続で1位を守り「韓国歌手初」の歴史を築いた。更にコラボ作品の「Savage Love」リミックスバージョンでも10月17日付の「HOT100」チャートで1位を獲得している。
「HOT100」チャート1位を連発し、韓国を飛び越え米国大衆音楽史にも名を残したBTSは、3ヶ月振りの新アルバム「BE」でも再び新たな記録を打ち立てた。
BTSは「BE」とタイトル曲「Life Goes On」でそれぞれ「HOT100」と「ビルボート200」の1位を獲得、ビルボートの2つのメインチャートを同時に制覇した。
これまで同一週に2つのメインチャートで同時に新規1位を獲得したアーティストはBTSとテイラー・スイフトのみ。
BTSはこれ以外にも、12月5日付の最新チャートで「トップアルバムセールス」と「デジタルソングセールス」で1位を獲得し、世界的な人気を証明した。BTSが「HOT100」の1位を獲得した12月5日付の全チャートは、12月1日にビルボートの公式ホームページで公開される。
翻訳:水野卓
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