「キムチに合う日本食はたこ焼き」日本の中高生による韓国語スピーチ大会 

ー今年で20年目述べ2100人の中高生が参加
5日、東京の駐日韓国文化院で首都圏大会開催
ー最優秀チームは312日の全国大会に参加

日韓関係悪化が続く中、両国の未来の架け橋となる日本の中高生らが東京で韓国語の実力を競い合った。

東京にある駐日韓国文化院で今月5日に開かれた韓国語スピーチ大会「話してみよう韓国語」(東京など首都圏地域)に、1次審査を通過した中高生68人(38チーム)が参加した。今回の首都圏地域大会で最優秀賞を受賞したチームは来月12、日本全7地域の各代表が揃う全国大会に参加する。

2003年の第1回大会に約30人が参加して以来、現在では成人大会と学生部門に分けて開催しなければならないほど韓国語に対する関心が高まっており、この大会に参加した中高生は20年間で2100人を超えている。今年は新型コロナウイルス感染拡大による休校やオンライン授業転換などで、韓国語学習を続けるのが難しい環境だったにも関わらず、29校から総勢125人が応募した。

今年の東京など首都圏地域スキット部門最優秀賞は、松戸国際高校3年のオガワ・カホさんとカワダ・ヒナさんが受賞した。2人は辛いキムチによく合う日本食はたこ焼きだと、たこ焼きの上に鰹節の代わりにキムチを乗せて食べる場面を見事に演出した。2人は「新型コロナで休校が続く中、練習もしっかり出来なかったけれど、オンラインでセリフを合わせて、一生懸命準備しました」と話した。

スピーチ部門では鉄道旅行をテーマにした加藤学園暁秀高校2年のナカムラ・シオン君が最優秀賞の栄冠に輝いた。

駐日韓国文化院の孔炯植(コン・ヒョンシク)院長は、「今年で20回を迎えるこの大会に参加した中高生が2100人に達した」と、「これまでに参加した人たちが今の日韓の友情をより篤くするため、どこかで寄与してくれていると信じている」と大会への所感を述べた。

この日の大会は新型コロナ感染防止対策として、大会参加者と関係者のみが見守る中、無観客で行なわれた。

翻訳:水野卓
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