「私が死んだら…」オムツをした子の背に名前と連絡先記したウクライナ人の母 

写真はTwitterより

ロシアによるウクライナ侵攻が無慈悲な民間人虐殺にまで及ぶ中、ウクライナの子を持つ親たちが、幼い我が子の体に個人データを記し、写した写真がネット上に拡散、これを目にした人々が心を痛めている。

オーストラリアのニュースドットコムによると現地時間5日、ウクライナでロシア軍による民間人虐殺が続く中、ウクライナの子を持つ親たちが、自分が死に、我が子が生き残った時に備え、子供の体に家族の情報と連絡先を記している。

キーウ独立メディア所属のアナスタシア・ラパティーナ記者はツイッターにある子供の写真を共有し、戦争の残酷な現実を伝えた。共有された写真には背中に名前と生年月日、更に連絡可能な親戚の連絡先がペンで書かれた幼子の後ろ姿が写っていた。

ウクライナ国民の心情を代弁するこの1枚の写真は、僅か3日の間に16000を超す「いいね」がされ、ツイッターやレディットなどで拡散した。ドミトロ・ポノマレンコ駐韓ウクライナ大使も5日、この写真を投稿し「なんと21世紀に、ウクライナの母親たちが、自分が死に、子供だけが生き残った時に備え、子供の体に連絡先を残している」と残酷な現実を伝えた。

これに先立ち今月4日、ウクライナの首都キーウ近郊にあるブチャ市では、集団埋葬された民間人の遺体が相次いで発見されている。道で亡くなったまま発見された民間人は手が結束されており、銃により処刑されたとみられることが分かると、国際社会に衝撃を与えた。

子供たちも例外ではなかった。ウクライナ当局は、ロシア軍が子供まで標的として攻撃していることを発表した。

ウクライナのリュドミラ・デニソワ人権オンブズパーソンは、「スミ、キーウ、チェルニーヒウ、ザポリージャで子供を人間の盾とする状況が確認された」と発表している。

今月3日にはウクライナ国防省のオレクサンデル・モツヤニク報道官も、ロシア軍がウクライナ軍の攻撃を防ぐため、子供たちを戦車の上に乗せて人間の盾にしていると伝えた。また「ロシア軍は移動の際、戦車を守るために子供たちを利用している」とも話している。

翻訳:水野卓
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