OPECプラス会議を控えて原油価格2%上昇

主要産油国会議を翌日に控え、国際原油価格が小幅上昇した。
1日(現地時間)、北海ブレント原油はロンドンICE先物取引所で前日比2%上昇し、一時1バレル=117ドルを超えた。米国西部テキサス産原油(WTI)も上昇し、116ドル台に接近した。
同日の上昇について、市場では原油高にもかかわらず、夏休みシーズンの需要が大きいものと期待されており、米国の石油在庫規模がこの5年間で最も低い水準にあると分析した。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどその他の主要産油国で構成された「OPECプラス」は2日、ビデオ会議を開く。今回の会議では、1日増産量を7月から43万2000バレルに調整することで合意するものと予想されている。
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