チェジュ航空、成田=仁川路線にて貨物専用機初就航…週3便(火・木・土)運航

チェジュ航空(代表取締役社長、金二培)は7月2日に格安航空会社(LCC)としては初の成田=仁川路線の貨物専用機の運行を始めた。
チェジュ航空は、貨物専用機の導入のための航空機の改造作業を完了し、先月6月9日に初の貨物専用機の導入を完了した。その後、貨物運送のための許可手続きを終え、本格的に貨物運送をスタートした。
チェジュ航空は、成田=仁川路線で週3便(火・木・土)のスケジュールで貨物機を導入し、本格的に日韓路線の航空貨物運送事業に乗り出した。主な品目は衣類、雑貨など電子商取引(Eコマース)の物品だ。
チェジュ航空は日本路線を含め、中国・ベトナムなどの路線に計週15便のスケジュールで運航する。今後、契約会社を追加で確保し、運航回数を徐々に増やしていく予定だ。
チェジュ航空が導入した貨物機の機材はB737-800BCF(Boeing Converted Freighter)で、現在運用している航空機と同機種だ。現在運用中の旅客機と同じ機種の貨物専用機の導入を通じ、貨物機運航に必要な費用を節減し、機団運営の効率性も高めることができるようになった。また、1便当りの貨物輸送量の拡大は勿論、多様な形態·種類の貨物も運送できるようになり、高付加価値の貨物運送にも乗り出すことができるようになった。
昨年9月にアメリカボーイング社が発表した「Commercial Market Outlook 2021~2040」によると、航空貨物の需要が増加し、2021年6月まで、2019年全体に比べ11%、2020年全体に比べ24%増加し、特にCOVID-19によりEコマースが加速しており、航空貨物マーケットはより早い成長傾向を見せるだろうと展望した。
チェジュ航空の関係者は、「貨物専用機の運航を皮切りに、貨物運送事業を拡大し、収益構造を多角化し、チェジュ航空の強みである原価競争力を元にNO.1 LCCの地位をより強固にする予定です」と語った。