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釜山エキスポの誘致不発を見ながら…在日韓国企業人 趙俊衍代表

日本に2000年に来て来年で4半世紀を日本で過ごした。一年一年多くのことがあった。同時多発テロ、香港発SARS、リーマンショック、MERS、そして最近はコロナ。毎日気を引き締めていついなくなってくるのかと心配していた。

私は日本人を韓国に送る旅行業をしている。BTOCではなくBTOBをしている。日本の旅行会社で韓国に行く旅行を受けている仕事をしている。その中には社員旅行、企業視察もあり、修学旅行もある。様々な形の旅行を消費者の好みに合わせてするのが私の仕事だ。すなわち韓日関係の良し悪しが、私の業とは相当な影響をもたらすことができる。

金大中、盧武鉉、李明博、朴槿恵、文在寅 そして尹錫悦大統領を私は日本で迎えた。大統領が変わり党が変われば私の仕事は急変した。前政権には個人旅行以外に日本企業の社員旅行、修学旅行はほとんど姿を消すほどで、地下鉄で自由に韓国語を話すのも敏感だった。

私個人的には保守でも進歩でもない。代わりに40代後半だから安定した方が良いし職業上韓日関係が良いと思うのが率直な私の心情だ。

最近は修学旅行の日程にKPOP体験とテコンドー体験など以前にはなかった体験が入っている。これは日本の若者たちがそれなりに韓国を知り、感じたいという証拠だと思う。彼らは基本的に反韓反日には率直に関心がない。韓国の文化が好きで歌が好きで私が祖国を愛することより韓国が好きでよく熟知している。

今回のエキスポの不発は韓国では大きな関心事だったが、日本ではほとんど取り上げられなかった。韓国人の私としては7年後釜山で開催を願ったが結果は惜しい。必ずイシューがあって何か急に変わるよりゆっくり民間レベルで変わるのが良いと思う。

尹錫烈(ユン·ソクヨル)大統領と大韓民国が一つになって動いた今回のことの結果は不発だったが、私は満足している。ここに注がれたたくさんの情熱を今度は韓国を訪れる他の分野でも力を入れてほしい。

趙俊衍(チョ・ジュンヨン)
旅運株式会社 代表取締役社長

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