(写真:キム·ギョンミン フィナンシャルニュース東京特派員)
「ご予約なさいましたか? 待機ラインに並んでください」
今月17日午後5時頃。まだ夕食をするのに早い時間なのに「渋谷MOM‘S TOUCH」直営店の前には入場を待つ人々が長い列を作っていた。不思議な光景だった。韓国バーガーフランチャイズ店の前に“ウェイティングの列“とは…。
渋谷店は地下1階から地上2階まで計3階規模で、418㎡の広さに220席が用意されている。渋谷店は事前予約と現場訪問で運営されている。すでに2週間分の予約席である1万3000席が売り切れの状態。予約客はすぐに入場できるが、そうでない人は席が空くまで列に並ばなければならなかった。
オープン2日目だった同日も、店内はほぼ満席で、空席を見つけるのが難しかった。階ごとにユニフォームを着た職員が数人配置され、顧客応対をしていた。
販売メニューは代表メニューである「サイバーガー」と韓国式ヤンニョムチキンなど、日本人対象の事前調査で検証された製品で構成された。
東京最大の観光地である渋谷だけに、顧客層は多様だった。日本人10~20代、その中でも女性顧客が最も多く見えた。2~4人で構成された韓国人と西洋人もいた。
ある20代の日本人女性顧客は「韓国でマムズタッチをおいしく食べたことがある」として「よく訪れる渋谷に店ができたと言われたので、訪ねてきた。サイバーガーの味が(韓国で食べたものと)同じくて本当においしい。また来たい」と述べた。
マムズタッチは、日本市場で加盟事業を行うパートナー会社を発掘し、現地市場に早期で定着する計画だ。マムズタッチアンドカンパニーのキム·ドンジョン代表取締役は「日本外食市場に定着し、渋谷マムズタッチをK-バーガーを代表する店にしたい。また世界市場進出のためのベースキャンプに育てる」と強調した。
渋谷店はランドマークのスクランブル交差点から原宿駅まで伸びるメイン大通りの入り口に位置している。特にこの場所は最近までマクドナルドが39年間営業していた優良な土地。店の裏側には最近の若年層に最もホットな「渋谷宮下公園」など大型ショッピングモール商圏があり、ブランドを知らせる最適の立地という評価だ。
日本ファーストフード業界1位のマクドナルドは、日本全域に約3000の店舗を展開している。2位はモスバーガーで店舗数は約1300店、3位はバーガーキングで約200店だ。













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