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中Huobi、海外進出に拍車…ロンドンに続きトロントにも事務所

中国最大の仮想通貨取引所Huobiの海外進出が止まらない。最近、英ロンドンに事務所を開設したのに続き、加トロントにも北米攻略のための第二拠点を設ける計画だ。
仮想通貨専門媒体であるCCNによると、Huobiは4日、「仮想通貨をめぐるカナダの銀行界の敵対的態度にも、個人間取引が急増している」とし「トロントにカナダ初の事務所を開設する」と発表した。
Huobiカナダ法人代表のロス・ジャン氏は、「カナダがブロックチェーン技術を先導する国家として台頭している。トロントが北米ブロックチェーンの次期中枢となる見通しだ」とし、「今回のカナダ市場への進出が、Huobiがブロックチェーンと仮想通貨分野の革新的リーダーとして浮上するための足掛かりとなることを願う」との立場を明らかにした。
また「ブロックチェーン市場に対する信頼を高め、本格的な技術導入を早めることができるよう規制当局と協力していきたい」と付け加えた。
シンガポールに本社を置くHuobiは取引量基準で世界第3位の仮想通貨取引所だ。コインマーケットキャップの資料によると、世界208ヶ所の仮想通貨取引所で行われている1日の取引量は17億ドル(約1兆8,000億ウォン)だ。
Huobiは今年1月、米サンフランシスコに事務所を開設する計画を明らかにし、
3月にはアメリカの金融当局への事業者登録を終えた。
アメリカの監督当局によれば、Huobiアメリカ法人であるHBUSは財務省傘下の金融犯罪取締局へ企業登録を行った。
創業5年目となるHuobiは、中国政府による取引禁止措置後、海外進出に拍車をかけている。昨年四半期に北京にあった本社をシンガポールへと移転し、グローバル市場攻略を本格化する姿勢を見せている。
記者:チャン・アンナ godblessan@fnnews.com
翻訳者:M.INOKUCHI