江原経済自由区域庁(庁長:沈永燮)は7月1日、東京・新宿の大久保地域センターで、日本国内の韓国人団体を対象に投資環境説明会を開催した。
この懇談会には江原経済自由区域庁の沈永燮庁長、望祥事業部の李永基部長、北坪・玉渓事業部の宋光勳投資誘致支援官、李柱碩投資誘致チーム長、朴宇鎮主務官、および江原特別自治道日本本部の金恵子本部長、梁賢貞部長らが出席した。
日本側からは新宿韓国商人連合会、民団東京本部、在日本韓国人連合会、World-OKTA東京支会などから約30名が参加した。

懇談会は沈永燮庁長の挨拶、鄭在旭・新宿韓国商人連合会会長の祝辞に続き、江原経済自由区域庁の投資環境紹介が行われた。参加者らは北坪・玉渓地区および望祥地区の開発計画、投資移民制度などについて具体的な説明を受けた。
江原経済自由区域庁は質疑応答を通じ、日本からの投資誘致に向けた実質的な意見交換を行い、多くの助言を受けた。
沈庁長は「江原経済自由区域は抜群の立地条件と投資インセンティブを備えている」と述べ、「日本の韓国人団体や企業関係者が江原地域への投資に積極的に参加することを期待する」と強調した。


新宿区の大久保地域センターでの投資環境説明懇談会終了後、JR新大久保駅を訪れ、2001年に線路に転落した日本人を救おうとして命を落とした韓国人留学生、故 李秀賢さんの追悼を行った。
沈永燮庁長をはじめとする訪問団一行は、新大久保駅構内に設置されている追悼プレートの前で献花し、李さんの勇気ある行動と日韓友好の象徴としての功績を称え、黙祷を捧げた。
沈庁長は、「李秀賢さんの勇気ある行動は、日韓両国民の心に深く刻まれている」と述べ、「江原道と日本との間でも、李さんの遺志を受け継ぎ、未来志向の交流が一層深まることを願う」と語った。
懇談会に参加した在日韓国人団体関係者も同行し、日韓交流の重要性を改めて確認した。













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