【保存版】夏の麦茶は危険？赤ちゃんの外出時の水分補給の注意点とは

毎日暑い日が続きますね。大人の2倍以上の汗をかく赤ちゃんにとって水分補給は大切なものです。水分補給ができないと熱中症や脱水症状になってしまうことも・・・？今回は赤ちゃんにとってとても大切な水分補給についてご紹介します。

水分補給はいつから？
一般的に離乳食がはじまる生後5~6か月頃から水分補給をされるご家庭が多いです。これは離乳食以前は母乳やミルクで十分な水分と栄養が摂れますが、離乳食を進めていくと次第に母乳やミルクの量が減っていくからと言われています。そのため白湯や赤ちゃん用のお茶やお水で水分補給していく必要があります。

赤ちゃんの水分補給は必須！
赤ちゃんは代謝が良く、大人の2倍近い量の汗をかくとされています。それに加えて赤ちゃんの体重の70%～80%は水分が占めるといわれ、赤ちゃんにとって水分補給がとても大切です。
また、外出時は体温を調節しようと家にいるより汗をかきやすくなります。特に夏場の暑い季節は体温が上昇するので汗をかくことで体温を下げようとする力が働き、必然的に発汗量が増えるので、水分が外に出てしまいます。そのため水分を摂ることが重要なのです。
赤ちゃんの場合、喉が渇いたからとたくさんのお水を飲むことは難しいです。機嫌が悪いけど原因がわからない、おしっこの量や回数が減っているなど赤ちゃんの様子を見ながらこまめに水分補給を気にしていきましょう。

麦茶？白湯？水分補給はこれで

赤ちゃんには白湯や赤ちゃん用のお茶やお水がおすすめ。1日に必要な水分量は体重によって変わってくるので、お子様の体重(体重10㎏までで1㎏あたり1日100mlが目安)や様子を見ながら適切な量を与えていきましょう。

・白湯
白湯はお水を沸騰させただけのもの。与える際は一度沸騰させたお湯を冷まし、人肌程度になったものを与えましょう。

・お茶やお水
マグにそのまま入れたり、紙パックやペットボトルで持ち歩き飲む容器に入れたりして与えます。お茶を与える際は子どもにやさしいノンカフェインのものを選びましょう。

外出時の水分補給の注意点
水分補給の大切さは理解しましたが、果たして夏の水分補給はどうすればよいのでしょう。気を付けるポイントをまとめてみました。

・こまめな水分補給
代謝がよい赤ちゃんは大人より脱水症状になりがち。様子を見ながらこまめに水分補給をしましょう。

・冷やしすぎた飲み物は避ける
冷蔵庫から出したばかりの冷たい飲み物や氷が入っている飲み物など、冷やしすぎた飲み物は与えないようにしましょう。胃や腸に負担をかける場合があります。

・衛生面に気を付ける
麦茶に限らず一度口を付けたものは雑菌が繁殖しやすく、衛生管理と温度管理に注意が必要です。数時間で雑菌が繁殖するともいわれているため、保冷機能付きの水筒やボトルで持ち運び３時間程度を目安に飲み切りましょう。
飲ませるようのものと持ち歩くものは別のものにしたり、市販の紙パックやペットボトルから容器へ移し替え直のみは避けたりすると安心かもしれません。

水分補給におすすめ「あにま～る」シリーズ