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小泉陣営の選対本部長に加藤財務相就任へ 安倍・菅氏側近、保守路線継承鮮明に

自民党総裁選(9月22日告示、10月4日投開票)に出馬する小泉進次郎農林水産相の陣営で、選挙対策本部長に加藤勝信財務相が就任する方向で最終調整していることが15日、複数の関係者への取材で明らかになった。加藤氏は昨年の前回総裁選に立候補したが、今回は出馬を見送る。安倍晋三、菅義偉両政権下で官房長官と副長官を計約4年間務めた実績を持つ加藤氏を起用することで、小泉氏は保守路線の継承を鮮明に打ち出す狙いだ。

加藤氏は平成24年に安倍氏が再登板する際の基盤となった保守系議員連盟「創生日本」のメンバー。厚生労働相や拉致問題担当相、党憲法改正実現本部の事務総長など、政府・党の要職を歴任してきた。

小泉氏は前回総裁選で候補者9人中3位にとどまった。陣営内では、選択的夫婦別姓制度の導入法案や解雇規制の見直しといった政策が党員票の伸び悩みにつながったとの見方がある。そのため、陣営幹部は「保守派としての存在感が大きい加藤氏の参画は強力な後押しになる」と語っている。

小泉氏は今週後半に記者会見を開き、公約を発表する予定だ。周囲には「前回総裁選とは党の状況がまったく異なる。党内対立の傷を癒すため、公約は王道でいく」と語っており、政策面でも保守色を一層強めるとみられる。

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