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ポーランドと日本、教育ロボット開発で連携強化 — ASTOR社と川崎重工が協力覚書


ポーランド・日本投資フォーラムにおいて、ポーランドパビリオン公式パートナーのASTOR社と川崎重工業株式会社が、教育用ロボット「Astorino」の開発強化に向けた協力覚書を締結した。

「Astorino」はポーランドの技術的創造力と日本の精密エンジニアリングが融合した教育ロボットで、次世代の技術人材育成を象徴する国際協力モデルとして注目されている。今回の覚書締結は、両国の産業・技術協力関係をより深化させる契機となった。

署名式には、ミハウ・ヤロス・ポーランド開発技術省副大臣、ヤツェク・トムチャク・ポーランド政府代表(ポーランドパビリオン総代表)、ウカシュ・グヴィアズドフスキ・ポーランド投資・貿易庁副長官、ヤロスワフ・グラツェルASTOR社社長、アンジェイ・ガルバツキ同副社長、坂東賢二・川崎重工業執行役員が出席した。

フォーラム会場では、両社の協力がもたらす技術革新への期待が高まり、メディアや投資関係者の関心を集めた。関係者は「Astorinoプロジェクトは、教育と産業を結ぶ橋渡しとして、ポーランドと日本の科学技術協力を新たな段階に押し上げるもの」と強調した。

なお「Astorino」は、すでにポーランド科学・教育ウィークの一環としてポーランドパビリオンで初公開されており、学生や教育機関から高い評価を得ている。

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