世界男女平等ランキングで日本が79位…韓国は?

世界男女平等ランキングで日本が79位…韓国は?
全世界で完全な男女平等がなされた国は6カ国に過ぎないとの調査結果が出た。
世界銀行が今月初めに発刊した「女性、企業、法2019」報告書によると、法的・経済的に男女間の平等な権利を保障する国はベルギー、デンマーク、フランス、ラトビア、ルクセンブルク、スウェーデンの6カ国だった。世界銀行は世界187カ国の男女平等指数を調査し、これらの6カ国は満点を獲得したと伝えた。
指数に反映したのは移動の自由、雇用、給与、出産、育児など女性の経済権に影響を与える8つの要素。10年前の同様の調査では満点を受けた国はなかった。
90点以上を受けた国は、イギリス、カナダ、ギリシャ、ポルトガル、オーストラリア、ペルー、パラグアイ、台湾などの39カ国だった。日本は79.38点を獲得し79位を記録した。85点の韓国は57位、中国は76.25点で97位にランクインした。
187カ国のスコア平均は74.71点であった。10年前に調査時より4.5ポイント高くなったが、まだ女性の権利が男性の4分の3に過ぎないことを示している。
最下位は25.63点のサウジアラビアだった。スーダン共和国とアラブ首長国連邦(UAE)が29.38点、イランが31.25点、カタールが32.50点、シリアが34.38点で下位圏にとどまった。
世界銀行は、全世界で真の男女平等がなされる時期について、「2073年になって可能になるそう」と予測した。