「ブスだからレイプではない」…とんでもない判決に市民が激怒

「ブスだからレイプではない」…とんでもない判決に市民が激怒

性的暴行の被害女性の容姿が「あまりにも男っぽい」とし、性的暴行の容疑を認めなかった裁判判決が伝えられ、イタリアで抗議デモが起きた。

11日(現地時間)、英ガーディアン紙などによると、イタリア控訴裁判所から下された判決が大きな問題となっている。

2015年、イタリアで二人の男性が当時22歳だったペルー人女性に性的暴行を加えた疑いで起訴された。被害にあった女性は、夜の授業を終えて二人と一緒にバーに行ったが、薬物が混入されたドリンクを飲んだ後に暴行に遭ったという。女性の血液からは睡眠・鎮静剤として使われるベンゾジアゼピン(benzodiazepine)系の成分が多く検出された。

一審では有罪判決が言い渡された。問題は控訴審だった。イタリア中部・アンコーナの裁判所は一審判決を破棄し彼らに無罪を言い渡した。さらに無罪の理由があまりも衝撃的で、イタリア社会全体を激震させている。

控訴審は、被害を主張する女性の容姿が「男っぽく見え、魅力がないため、性的暴行を受けたという主張に信ぴょう性がない」と無罪の理由を説明した。また「この女性に性的魅力を感じなかった」との被告人の供述、被告人の携帯電話にこの女性が「バイキング」という名前で登録されていることも無罪の理由に挙げた。

女性の弁護人は「この部分が判決文に含まれていることを確認し、最高裁へ上告した」とし「口にするのも汚らわしい内容だ」と述べた。また「裁判所は無罪判決を言い渡した様々な理由を記しているが、”女性の容姿が『醜い』から好みではなかった”という被告人の供述について、”この女性の写真が彼らの主張を反映している”とも書いている」と裁判所の判決を強く非難した。

一方、同控訴審の判決は最近最高裁判所で破棄差し戻しになり、世に知られることになった。とんでもない判決に約200人の市民が控訴裁判所の前に集まり抗議デモを行った。

翻訳:尹怡景

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