韓国株式市場が2%近く下落…世界的な景気鈍化への懸念

韓国株式市場が2%近く下落…世界的な景気鈍化への懸念
韓国株式市場が25日、世界的な景気鈍化への懸念で大幅下落でスタートした。
同日午前10時30分時点で韓国総合株価指数(KOSPI・コスピ)は前日比31.71ポイント(1.45%)安の2155.24を記録している。先端技術株中心のコスダック指数も1.36%安の733.84前後で推移している。
同日の株価下落は、世界的な景気減速への懸念によるものと分析される。前週に発表された米国とドイツの製造業指標が振るわない成績を見せるなど、景気鈍化への懸念が高まっている状況だ。
実際に先週の22日には、米国の3カ月物国債の利回りが10年物の利回りを上回る「長短金利逆転」がは発生した。米国で長短金利が逆転されたのは2007年8月以来、約11年ぶり。長短金利逆転は景気後退の前兆とされており、同日の米株式市場も急落した。