「燃えるBMW」…韓国政府、民官合同調査へ

【写真】韓国政府は「民官合同調査チーム」を立ち上げエンジンの出火事故が相次いでいるBMW車両に対する精密な分析を行う。
「燃えるBMW」…韓国政府、民官合同調査へ
韓国政府は「民官合同調査チーム」を立ち上げ、エンジンの出火事故が相次いでいるBMW車両に対する精密な分析を行う。
韓国国土交通部は5日、BMWから4日にエンジン出火問題と関連する技術分析の資料を受け取り、本格的な調査に乗り出すと明らかにした。国土交通部は出火の正確な原因を把握するため、エンジン出火事故の分析を希望する全ての民間専門家に調査の機会を与える案を検討中だ。
BMWはエンジンの出火がディーゼルエンジンの排気ガス再循環システム(EGR)の故障によるものと見ている。しかし、国土交通部は出火事故に関する疑惑を一切残さないため、原点から改めて精密調査を行う方針だ。
エンジン出火事故の申し出があったBMW車両は今年だけで計32台。BMWは現在、リコール対象として分類された42の車種、10万6千台について安全診断を行なっている。しかし、今月4日に全羅南道・木浦で既に安全診断を受けた走行中のBMW520dから出火する事故が起き、懸念の声が上がっている。
翻訳:尹怡景