トランプ氏、ボルトン氏の解任理由に「リビア方式は大きな過ち」

トランプ氏、ボルトン氏の解任理由に「リビア方式は大きな過ち」

突然ボルトン前国家安全保障会議(NSC)補佐官を解任したドナルド・トランプ米大統領がメディアにその理由を明らかにした。トランプ大統領はボルトン氏が過度に強硬論を主張し、北朝鮮との交渉を停滞させたと主張した。

米メディアによると、トランプ大統領は11日、ホワイトハウスで記者らと会い、前日に退いたボルトン氏が北朝鮮の核の解決策として「リビア方式」に言及したことを指摘しつつ、「非常に大きなミスを犯した」と強調した。

リビア方式は、まず核武装を完全に解除してから、それに相応する経済補償を与える方式だ。リビアの当時の国家元首であったムアマル・カダフィ氏は2005年に核兵器プログラムを完全に廃棄したが、2011年に西側の支援を受ける反軍に射殺された。

こういう経緯があるため、北朝鮮はボルトン氏のリビア方式に強く反発していた。北朝鮮は、「リビアのように安全と関係改善を担保にして武装解除を成功させた後、軍事的に侵略する方式だ」と非難しながら、核兵器と補償を同時に合わせ変える“一括妥結”を求めている。

トランプ大統領は「リビア方式に言及したのは、非常に大きな過ち」とし「カダフィ氏に何があったのか。それは良い表現ではなかった」と批判した。

Copyright ©The financialnewsjapan. All rights reserved.

関連記事

ピックアップ記事

  1. 韓国政府が今年6月まで仮想通貨取引を集中的に取り締まる。韓国金融委員会は仮想通貨の出金モニタリング…
  2. 写真は総理官邸ホームページから 米国のジョー・バイデン大統領は今月16日に米国で開かれる、日本の菅…
  3. 主要産油国が新型コロナウイルス感染症の世界的な流行解消と大々的な景気反騰に備え、今後3ヶ月の間に原…
  4. ―韓国疾病庁、予定より3ヶ月前倒しで実用化―丁世均首相「海外でも使える様に推進」 韓国版のブロック…
  5. 「美容大国」である韓国独自の特殊化粧品技術とビューティー商品を日本に紹介している株式会社TEISH…

おすすめ記事

  1. [metaslider id="8380"] −WSJ、「エネルギー省・FBIなど結論出す」 新型コ…
  2. 短時間の動画を投稿するプラットフォーム「TikTok」に、北朝鮮当局が運営していると思われるアカウン…
  3. [metaslider id="8380"] 新大久保駅のホームから転落した人を救助しようと線路に…
  4. [metaslider id="8380"] (写真はユーチューブで「ユミの空間」の動画から) 平壌…
  5. [metaslider id="8380"] 韓国で新型コロナウイルスのPCR検査を受けなければなら…
ページ上部へ戻る
Translate »