世界銀行総裁、「今年世界経済成長予想値は2.6%以下」

世界銀行総裁、「今年世界経済成長予想値は2.6%以下」
世界銀行は、米中貿易戦争や英国の欧州連合(EU)離脱などを指摘しつつ、今年の世界経済成長率が今年6月の予測値よりも低くなると伝えた。
ブルームバーグ通信などによると、デービッド・マルパス世界銀行総裁は7日(現地時間)、カナダ・モントリオールを訪れ、「世界の経済成長が鈍化している」とし、今年の世界経済成長率について「英国の欧州連合離脱による被害、欧州の景気後退、貿易の不確実性などで6月の予測値(2.6%)よりも低くなるだろう」と語った。
国際通貨基金(IMF)も世界経済成長について懸念を示している。IMFは今年7月に世界経済成長率について金融危機以降最低値である3.2%を予測したが、来週発表ではその予測値をより下げる可能性があると伝えている。
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