北朝鮮労働党創建74周年…金正恩氏中心の“一心団結”強調

北朝鮮労働党創建74周年…金正恩氏中心の“一心団結”強調
北朝鮮が朝鮮労働党創党74周年を迎え、内部構成員らに金正恩国務委員長中心の「一心団結」を要求した。米朝の非核化実務交渉が決裂して制裁緩和が難しくなったため、内部結束を強調したものとみられる。
北朝鮮の官営メディア労働新聞は10日、社説で「一心団結はわが党の永遠の革命哲学であり、主体朝鮮の第一の誇り」とし「金正恩同志を中心とする党と革命隊伍の一心団結をさらに固めていかなければならない」と述べた。
また「他の国々であれば何回も崩壊された逆境と試練を何十年も乗り越えてきた朝鮮人民が心の中に大切に秘めたのは、党への無限の忠実性と変わらず信じて従うひたむきさ」とした。
一方、金正恩委員長は朝鮮労働党創建日に毎年金日成 ( キム・イルソン ) 主席と 金正日 ( キム・ジョンイル ) 総書記の遺体が安置されている平壌市内の錦繍山太陽宮殿を訪問し参拝してきた。今年も参拝すると予想される。
Copyright ©The financialnewsjapan. All rights reserved.