世界最大の石油会社アラムコの上場が秒読み?今月20日に発表か

世界最大の石油会社アラムコの上場が秒読み?今月20日に発表か

サウジアラビア政府が今月中に正式に国営石油会社サウジアラムコの上場を宣言する見通しだ。業界ではサウジ国内だけでなく、ロシアと中国の投資家が今回の上場に大きな関心を見せていると伝えている。

海外メディアは14日(現地時間)、サウジ政府が今週中にアラムコの上場について許可し、アラムコ側が理事会の決議を経て10月20日にこれを発表する予定だと伝えた。アラムコ社の会長ヤセル・ルマイヤン氏も同日、「非常に近いうちに上場について発表する予定」とし「アラムコの新規株式公開(IPO)は思ったより早く行われるだろう」と説明した。

サウジを実質的に支配しているムハンマド・ビン・サルマン皇太子は2016年に“脱石油経済”建設のため、政府が100%保有するアラムコ株式の5%を国内外の証券市場に上場して約1000億ドルの改革資金を用意すると発表した。実行になると歴代最大規模のIPOとなる。

サウジ政府側はアラムコの企業価値が2兆ドルに達すると主張しているが、海外の投資家は懐疑的な反応を見せ、上場計画は延期されてきた。皇太子は昨年10月のインタビューで、「2020年初めには必ず上場する」と明らかにし、先月には基本配当金を年750億ドルに調整した。また無人機による攻撃で破壊されたアラムコ施設を拡張回復し、企業価値をさらに上げた。海外投資家らはアラムコの価値を1兆5000億ドル前後に判断している。

関係者によると、サウジ政府は11月までアラムコ株式の最大3%をサウジ国内証券市場に上場し、残りは米ニューヨークなど海外の証券市場に上場する計画だ。地元銀行関係者は、サウジ国民の間にアラムコ株式を買わなければならないという愛国情緒が形成されていると、国内需要が膨大になると予測している。

またロシア政府系ファンド(RDIF)のキリル・ドミトリエフ最高経営責任者(CEO)は14日、サウジアラビア英字媒体アラブニュースとのインタビューで、「一部のロシア投資家らがアラムコ上場に関心を見せている」と述べた。同氏は一緒に運営するロシア・中国の合弁ファンドを言及し、「中国の投資家らも今回の上場に参加したいという意見を寄せている」と付け加えた。

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