ソウルを代表する日本食文化空間「Kappo CHIYU」、東京の「Kappo IKKON」と“食イベント”開催

ソウルを代表する日本食文化空間「Kappo CHIYU」、東京の「Kappo IKKON」と“食イベント”開催
ソウル・鴨鴎亭(アックジョン)地域を代表する日本食文化空間「Kappo CHIYU」が10月10日、東京・六本木地域の会員制有名レストラン「Kappo IKKON」と「友情(Friendship)」をテーマにコラボレーションディナーイベントを開催した。
日本料理研究会の三宅健介 (Kensuke Miyake) 副代表とフードコンテンツ研究家のRae Sung氏が企画したこのイベントは「Kappo CHIYU」が目指す“食文化外交”の延長線で行われた。
狎鴎亭の島山公園の近くにある「Kappo CHIYU」本店で開かれた今回のディナーイベントでは、「季節材料を使った友情」をテーマに「Kappo IKKON」の鹿渡省吾シェフと「Kappo CHIYU」のチェ・ジヨンシェフが協力したスペシャルメニューが披露された。

鹿渡シェフは日本で活躍する著名なスターシェフで、フュージョン料理が特技。チェ・ジヨンシェフはハイエンドミシュランレストラン「寿司選手」、「寿司チョヒ」などで活躍した、20年経歴を持つ専門日本食シェフだ。
寒くなった体を温めてくれるカニの卵煮込みキノコソースで構成された「ウェルカムディッシュ」が今回のディナーイベントの最初のメニューとして登場した。前菜は天然の松茸サラダとイカエビ、ウニのケジャンソース。その後はゆばを巻いたサメひれソースと共に、サメのひれ、クルマエビ、ヒラユバ、キクラゲ、ニンジン、グリーンビーンが入ったスープメニューが披露された。
シェフ鹿渡セレクションメニューも用意された。韓国牛チブニとイチジクのアゲダシを甘辛く楽しめる当メニューは韓国牛チヂミ、イチジク、大ねぎで構成されている。食事メニューにはニシンそばといくらご飯が用意された。
ディナーイベントのクライマックスはデザートだった。日本と韓国の友情の意味を盛り込みバニラアイス、モナカ、アーモンド、小豆、抹茶で構成し、日韓両国の味を調和させた。
写真提供: Ao Studio
当日のイベントには、1949年に設立された伝統の日本調理学校「中村アカデミー」のキム・ジョンウ講師、日韓酒類を比較研究してきたヨ・テオ酒ソムリエも参加し、最近冷え込んでいる日韓交流行事としても重要な意味を持つ場となった。
「Kappo CHIYU」側は「グローバル社会の構成員がコスモポリタンとして、“食文化”という共通の関心事を通じて日韓交流を継続、発展させていきたい」と覚悟を固めた。
一方、「Kappo CHIYU」は、「tvN水曜美食会」、「ブルーリボン」、「食神」など韓国の有名メディアに美味しいお店(グルメ)として選ばれている。
Kappo CHIYU公式インスタグラムアカウント: www.instagram.com/kappo.chiyu
写真・映像提供: Ao Studio
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