香港の街に現れた人民軍…米は中国介入に警告

香港に駐留している中国人民解放軍(PLA)が香港の街に現れた。デモで汚くなった道路などを掃除するためだが、軍介入が取り沙汰されている中での動きのため、世間の注目を集めている。一方、米国は中国が軍による鎮圧に出た場合、積極的に介入することを示唆した。

香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などは16日、中国軍数十人が駐屯地から出てデモ隊が車両通行を防ぐために道路に設置した障害物を取り除く作業をサポートしたと報じた。香港に駐留している中国人民解放軍が香港デモ発生後に市内の道路清掃作業に投入されたのは今回が初めて。

香港駐留人民解放軍は同日、公式ウェイボ(中国版ツイッター)を通じて「多くの香港の市民が駐屯軍基地付近にと自発的に道路をきれいにした」とし「将兵たちが清掃作業に参加して、市民協力して周辺道路の交通を回復した」と述べた。積極的な地域問題に介入するための投入がなく、災害救助次元という意味である。香港の基本法と駐屯軍法によると、人民解放軍は、地域事案に介入してはならない。ただし、地域の政府の要請があった場合、公共の秩序維持や災害救助作業を支援するための動員は可能となる。

しかし、人民解放軍の被害回復投入が本格的な鎮圧のための前兆ではないかという見方が提起されている。習近平主席がデモ隊について「暴力犯罪」と規定し早急な秩序の回復を強調した後、中国軍の道路清掃作業投入が断行されたからだ。

一方、米国は、香港の民主化デモに対する中国政府の物理的な鎮圧について否定的な反応を見せている。軍介入があった場合は米国も積極的に介入することを示唆している。

ポンペオ米国務長官は最近米国内のイベントで、香港の反政府民主化デモに対する弾圧に反対し、「両側に平和的な方法で事態を解決してほしい」と強調した。同氏は「我々の適切な対応について、どのような可能性も排除できない」と付け加えた。

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