ラクオリア創薬株式会社とCJヘルススケア、パートナーシップ締結…「tegoprazan」のグローバル展開加速に協力

ラクオリア創薬株式会社とCJヘルスケアがグローバルパートナーシップ拡大のための業務協約(MOU)を締結した。
26日、韓国ソウルのCJヘルスケア株式会社(代表取締役:Seok-Hee Kang、Sang-Hyun Yoon)本社で、ラクオリア創薬株式会社とCJヘルスケアのグローバルパートナーシップ拡大に関する契約の調印式が執り行われた。両社から19名の役員・幹部が出席し、連携強化を誓い合った。
同契約の柱は、ラクオリア創薬株式会社が創製した「tegoprazan」の“北米・欧州ライセンス”をCJヘルスケアに供与するものだ。両社は、世界各地の多くの患者様に「tegoprazan」を一日でも早く届けることが、消化器疾患治療の選択肢を広げ、患者様の生活の質の向上に貢献できると確信し、今契約を契機にtegoprazanのグローバル展開を加速していく計画だ。
ラクオリア創薬株式会社の代表取締役社長の谷直樹氏は、「2010年6月の消化器疾患領域における戦略的提携の開始から約9年以上にわたり、当社とCJ社は、共に行動し、協業を通じて信頼関係を築いてきた。今回、両社間でグローバルパートナーシップの拡大で合意できたこと、tegoprazanのグローバル展開を加速するため、新たなステップへと移行できたことを大変嬉しく思っている。欧米での開発の進展に期待するとともに、日本についても当社とCJ社との協力関係を強めていく計画だ」と述べた。
