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三菱UFJ、デジタル通貨の発行計画を否定

■三菱UFJ、デジタル通貨発行説を否定
三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)とリクルートHDは4日、新会社でデジタル通貨を発行するという報道を否定した。
日本のメディアが同日、MUFGとリクルートHDが新会社を設立し、2020年上半期にデジタル通貨の発行を計画していると報じた。しかしMUFG側は新会社設立について「デジタル決済市場への進出のためにリクルートHDと合弁会社を設立する契約を締結したことは事実」と伝えつつも、新会社がデジタル通貨の発行のための準備段階との報道を否定。「現時点でそれ以外に決定した事実はない」とコメントした。
■日銀総裁、「中銀デジタル通貨はまだ必要ない」
日銀の黒田東彦総裁が中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)について否定的見解を明らかにした。
4日(現地時間)、ビットコインエクスチェンジガイドによると、黒田総裁は同日、金融情報システムセンター(FISC)の講演に出席し、「現金流通高がなお増加していますので、現状、中銀デジタル通貨の発行を国民が求めているとは考えられない」と、CBDC発行の必要性について否定的な見解を示した。
しかし将来の需要に備えた法的かつ技術的な研究の重要性は強調した。
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