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「サンタラリー」またくるか…ビットコイン急上昇への期待感高まる

仮想通貨業界で「サンタラリー」への期待感が高まっている。昨年も「サンタラリー」が業界の注目を集めた。当時42万円水準だったビットコインが47万円水準まで急上昇し、イーサリアムも1万円台から1万5千円台まで反発した。(ウォン基準)
今年もこのようなサプライズ反発がくるという期待感が広まっている。先週の19日を基点に、ビットコインをはじめとする一部の仮想通貨の価格が上昇の動きを見せているからだ。一部では「特別な理由なしにこのような価格上昇が現れている」とし、「サンタラリーの予兆現象」とみている。
さらに来年5月に予定されている「ビットコイン半減期」が今後の価格上昇の原動力なるという主張も提起されている。ビットコイン半減期は、ビットコイン採掘量が半分に減る時点を指す言葉で、約4年周期で訪れる。需要に比べて供給量が減るため、これまで半減期の前後にはビットコインの価格が急騰した。
米投資会社ファンドストラットの共同創業者トム・リー氏は「ビットコインが最近下落傾向だが、底に近接していると思う」とし「来年の半減期もビットコイン価格の上昇を牽引するだろう」と予測した。
その一方、ビットコインなど仮想通貨の価格が一部回復したが、まだ下落基調から脱していない点に注目する意見もある。その意見をまとめると、「昨年9月以降からビットコイン価格が持続的に下落している」「半減期という材料は、すでに価格に反映されたはずだが、明確な動きが現れていない」となる。
業界関係者は「米証券取引委員会が、ビットコインETFの承認審査を引き続き延期している。その影響で価格がさらに下落するかもしれないという懸念が広がっている」とし「各国の資金洗浄に関する規制が明確になった来年以降、反発を期待することができるだろう」と述べた。
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