【南北離散家族】 面会最後の朝の風景「別れがつらい…三日は短過ぎる」

【写真】第21回南北離散家族面会最終日の22日、江原道高城の金剛山面会所にて開かれた合同面会で、韓国側のチョ・ヘドさん(86歳)が姉のチョ・スンドさん(89歳)に別れの言葉を伝える姿。写真=共同取材団

【南北離散家族】 面会最後の朝の風景「別れがつらい…三日は短過ぎる」

-離散家族の高齢化問題が台頭

22日、朝鮮戦争などで離れ離れになっていた南北離散家族の再会行事が最後の朝を迎えた。同日の合同面会を最後に再び別れることになる韓国側の離散家族の表情は少し寂しく落ち込んだ様子だった。

今回の再会行事で北朝鮮の兄嫁と甥姪に会ったキム・ジョンテ(81)さんは別れを惜しみ「死ぬ前に南北が統一しない限り、永遠に会えなくなるだろうけど、別れの時は『元気でね』と言わなきゃ」と話した。

「心の中につっかえていた感情がすっかり解消された。知りたかったことも分かったので、もう心の重荷を下ろすことができそう」
北朝鮮の甥姪の二人に会ったイ・グァンジュ(93)さんはこう言いながら「うちの長男も連れて来た。私は離れた家族と会ったので、今後はこの子たちに任して、楽しくあの世に行けるだろう」と笑った。

ぺ・スニ(82)さんは北朝鮮の姉と妹に会った。ぺさんは「もう最後かと思うと悲しい。三日があっという間に過ぎた」とし「幼い頃にしょっちゅう喧嘩していた年子の妹は去年亡くなったので会えなかった。でも離れていた家族と会えてとてもありがたい気持ちだ」と話した。

面会の初日、北朝鮮の妹と甥姪に会ったキム・ダリン(92)さんは疲れが重なったせいで2日目の面会には参席できなかった。少し元気を取り戻したキムさんは「最初は全てがよかったけど、最後の日になるとちょっと気分が落ち込む」とし、今日の面会には必ず行くという。

兄や妹に会ったキム・ヨンス(81)さんも「まだ実感が湧かないけど、みんな年が年なので会うのも今日が最後かなと思うと悲しくなる」と寂しい気持ちを話した。

大韓赤十字社のチームリーダーチョン・ジョンヒ氏は「昨夜、医療スタッフに助けを求めた人はいなかった」と言いつつ「面会者や家族らの高齢化で医療問題が段々深刻になっている」と述べた。また「今回は救急車5台と、初めて緊急救助隊も待機しているが、今後が問題だ。医療問題はさらに深刻になりそうだ」とし「離散家族の高齢化については本気で悩まなければならない」と付け加えた。

翻訳:尹怡景
info@fnnews.jp

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