マスク氏の発言でビットコインが急落?

−24時間で約100万円下落
ビットコインの変動性に対する憂慮発言相次ぐ

ビットコイン(BTC)が1日の間に100万円以上下落した。今年に入り、ビットコインの価格上昇に火をつけたテスラのイーロン・マスクCEOが「ビットコインの価格は高いと思う」との考えを伝えたのに続き、主要国の規制当局から価格変動性に対する憂慮が表明された事で、買い圧力が弱まったためだ。

専門家らは、当分の間はビットコインの価格下落が続くとみている。

−24時間で約100万円の下落

コインマーケットキャップによると23日、ビットコインは午後620現在、45000ドル(約474万円)台で取引されている。

直近24時間の最安値(45767ドル)と最高値(55758ドル)の差は9991ドル(約105万円)。24時間で100万円以上の急落だ。

ビットコインは僅か2日前の21日、58330.57ドル(約615万円)の過去最高値を更新していた。しかし高まっていた雰囲気を帳消しにするかの様に価格が下落し、22日には48957ドル(約516万円)、23日には45767ドル(約482万円)まで下落している。

ビットコインの急激な変動性は予測された水準だとの反応。今年に入り、急激な上昇を見せていたためだ。今年11日に2800029000ドル(約295万〜305万円)台で取引されていたビットコインは、翌日2日には3万ドル(約316万円)を突破し、7日には4万ドル(約421万円)を超えていた。

それ以降は落ち着いた様子を見せていたが、26日に4846ドル(約430万円)と再び4万ドルを突破した後、16日に5341ドル531万円)と5万ドルを超えた。ビットコインは直に6万ドル(約632万円)をも突破しそうな勢いだったが、22日から急激な下落を見せている。

「投機性資産」発言相次ぐ

今年のビットコインの上げ相場は、大企業と機関投資家らが主導したもの。更に最高値に引き上げた主人公はテスラだ。テスラは現地時間の今月8日、15億ドル規模のビットコイン購入の事実を明らかにした。テスラは今後、自社製品もビットコインで決済出来る様に支援して行く方針だ。

テスラに先立ち、ペイパルやマイクロストラテジー、スクウェアなどの名だたるIT企業が仮想通貨に投資、あるいは関連事業に積極的な姿勢を見せている。ペイパルは昨年10月、利用者が仮想通貨で取引出来るサービスを発表した。マイクロストラテジーは昨年8月以降、本格的なビットコイン投資に動いた。マイクロストラテジーは昨年8月と10月に現金性資産をビットコインに投資、約3ヶ月の間に3年分の営業利益より多い投資収益を記録している。またスクウェアもビットコイン決済を採用している。

最高値に引き上げたテスラは最近の急落原因のひとつにも上げられている。テスラのイーロン・マスクCEOは今月20日、自身のツイッターに「ビットコインとイーサリアムの価格は高いと思う」と投稿した。ツイッターを通じてビットコインなどの仮想通貨に熱狂する姿を見せていた同氏が突然、価格急騰に対する憂慮のメッセージを伝えたのだ。

マスク氏のみならず、ジャネット・イエレン米財務長官も最近の下落相場に大きな影響を与えている。バイデン政権に新たに登用されたイエレン長官は119日の臨時聴聞会で「仮想通貨は主に不法金融取引に使用される」と発言して波紋を呼んでいた。37000ドルまで上昇していた相場は翌日、33000ドルに下落し、沈滞した雰囲気は2月初めまで続いた。

イエレン長官はこれに留まらず、公式の席上で「ビットコインは投機性資産」だとの発言を続けている。

国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁もビットコインの変動性を憂慮する発言をしている。李総裁はこの日の国会企画財政委員会の全体会議で「仮想通貨は内在価値の無い資産」だと、「ビットコインの価格が何故高いのか理解に苦しむほど」だと発言し、「今後も高い価格変動性を見せるだろうと予想している」と話した。

翻訳:水野卓
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