cos:mura、新たなモデルに「BraveGirls」起用…日本市場での影響力強化期待

写真ー「BraveGirls」が化粧品メガセレクトショッの「cos:muraの専属モデルに起用された)
Kビューティーを全面に打ち出し、日本のビューティー市場で急速に消費者層を開拓している化粧品メガセレクトショップの「cos:mura」は最近、韓国と日本で大きく注目を浴びているガールグループ「BraveGirls」を専属モデルに起用したと発表した。cos:muraは今回のBraveGirlsとの専属モデル契約を通じ、日本市場での立ち位置をより強固にする計画だ。
BraveGirlsはこれまでこれと言った人気を得る事が出来なかった状況から、一瞬にしてトレンドを牽引するトップスターにまで駆け上がったグループ。グループ解散の危機を前にデビュー曲「Rollin’」の動画が大きな話題を集めた事で、韓国内のあらゆる音源チャートで1位となる奇跡を演出し、これ以降「人生逆転」のアイコンというイメージも加わってトップクラスのガールグループとして高い人気を誇っている。最近発売された新曲「チマバラム」も発売と同時に音源チャートを席巻している。
cos:muraは、BraveGirlsの明るいエナジーと清純で爽やかなイメージがcos:muraの求める方向性やコンセプトに合致していると判断し、BraveGirlsとの専属モデル契約を進めた。cos:mura側は「この度の専属契約を通じ、日本でたくさんのシナジー効果を出せると期待している」と発表した。

日本国内で現在35店の店舗を運営している化粧品メガセレクトショップの「cos:mura」
cos:muraは化粧品を意味する英国「コスメティック」と日本語の「村」の合成語で、健康でフレッシュな美しさを追求するという意味が込められている。日本国内で現在35店の店舗を運営しており、2025年までに500店以上の直営及びフランチャイズ店舗を日本全域に拡大する計画。店舗では現在、TONYMOLY、VTコスメティックス、MISSHA、CLIOなど100を超すKビューティーブランドの製品5000種超を販売している。特にESG志向とヴィーガン(vegan)、クルアルティフリー化粧品の拡大などの運営計画を明らかにしており、韓国内の多くの企業との連携がさらに期待されている。
(*ESG:Environment、Social、Governanceの頭文字を取った単語で、環境、社会的責任、支配構造改善など透明経営を重視する企業哲学)
韓国化粧品を日本市場に紹介するアンテナショップの役割を果たしているcos:muraの運営企業L&Kの權容守(クォン・ヨンス)代表は、「高い品質のKビューティーを、cos:muraを通じて日本のみならず中国、ヨーロッパなどに知らしめたい。日本進出を目標にしている韓国内の数多くの化粧品ブランドが成長出来る様に手助けをする、踏み石の役割を果たす事がcos:muraの方針だ。この度のBraveGirlsとの契約は、この様なcos:muraの経営方針をより確かな物にする良い機会になるだろう」と話している。
cos:muraは今後、BraveGirlsの限定版フォトカードやオンラインミーティングなど様々なイベント活動を通じ、日本の消費者との積極的な疎通はもちろん、MZ世代に対する支配力を高め、日本国内のチャンネルへの影響力も強化して行く計画だ。
翻訳︰水野卓
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